先日、実家が引越しをしたため私の幼少時代のアルバムや文集などがダンボール2箱分出てきました。
アルバムの表紙は「重い!」という理由ではがされていましたが(笑)母がきっと私と同じ年代の頃に、3人の子育てをしながら、仕事をしつつ、忙しい中でもきちんとアルバムを作ってくれていたことに感謝の心でいっぱいになりました。
思春期にこのアルバムを見たときは「なんで私はぶさいくに産まれたんだろう・・・」「燃やしてしまいたい・・・」なんて思いましたが、今見るとぶさいくで、お腹がぽっこり出ていて(今も違う意味で出ていますが)、ぼけぇ~っとした顔の自分が愛おしく、かわいく思えるから不思議です。
結婚も出産もしていませんが、母世代になっているからなのか、美意識がゆがんだのかは不明ですが、自分のアルバムを見ながら「かわいい!」を連発して姉にも姉の娘にもあきれられました・・・
小学校時代の通信簿や「わたしのからだ」という身体測定の記録など、興味深いものが満載。
通信簿には「やればできるのにやらない」「朝寝坊が多い」「お友達の中心的人物」「男勝り」など、今の自分と何ら変わらない評価をいただいており・・・成長ってしないものだなぁ。とガッカリ
一方、「わたしのからだ」のほうは、折れ線グラフが折れることもない右肩上がりの一直線。
身体の成長は今も止まりません
よく、芸能人の人がテレビに出ると、小学校時代の作文やら写真やらが紹介されていますが、私は子供の頃からあれがやられたくて仕方なかったのです。
大人になったら「あの当時の私」として、この写真を出そう。この作文を読んで欲しい。そんなことを思いながら大人になりました。
残念ながら、芸能人ではないので幼少時代の私を発表する場はなかったのですが、これからでも犯罪以外で有名になったら公開したい写真や作文を選びまくりました。
文章を書くのは好きでしたが、とにかく字が汚いのと漢字が間違っているので読みにくいです。
でも、さすが自分の書いたものだけあって「そうそう」と共感できるものばかり。
小学3年生のときの読書感想文は「ほらふき男爵を読んで」
なんでこんな本を選んで感想を書いているのか・・・まったくかわいらしい子供だ。
小学6年生の卒業制作で好きな言葉を習字で書く。というのがあったらしく「夢」とか「希望」とかみんな書いているのに、私が書いたのは「飛鳥」
そうそう。私、クラッシュギャルズのライオネス飛鳥のファンだったからねぇ・・・って、それは好きな言葉じゃなくて好きな人だよね。
6年生の私もバカでかわいいなぁ。
高校2年のときに書いた「自分史」の最後には
「楽天家だと言われても、私は私がやりたいことをやって、楽しく生きていこうと思います」
なんて堂々の楽天家宣言。
はい。守られていますね(笑)
以前も中学・高校時代に気まぐれで書いていた日記にポエムがあって赤面したことがありましたが、なんだか過去の自分は苦いことでも今は消化されて愛おしいです。
今もブログを書いていますが、こんな文章もきっと10年後には愛おしく感じるのかなぁ・・・・